高田松原の大塔婆の制作 茨城新聞より | 40s 陸前高田ロータリークラブ 秋山現信 高田松原ものがたり

岩手県内で救援ボランティアを続けている常陸大宮市長倉の建設会社社長、橋本義昭さん(60)が、陸前高田市内で多くの避難者が津波の犠牲になった旧公民館跡地に建立する慰霊碑と、住民が行う自主慰霊祭の会場に建立する2本の鎮魂の木碑を手元にあった「高田の松」を使って造り、寄贈する作業を進めている。木碑は長さが5ﾒｰﾄﾙで、末広がりの8・8寸角(縦、横約26ｾﾝﾁ)。東日本大震災から1年を迎える3月11日に行われる自主慰霊祭に間に合うよう建立する。 橋本さんは元大工の棟梁(とうりょう)。10年以上前に東北地方の材木を扱う大船渡市の製材会社「鹿児島屋」の及川喜久平社長(66)と出会い、取引や交流を続けてきた。大震災では及川社長の肉親や親族が死亡。同社の従業員の家族も多数亡くなったことを聞きつけ、救援物資を積んでこれまで10回以上現地入りしている。 その中で高田松原の倒木松の復興プロジェクトを知り、市域を

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高田松原の大塔婆の制作 茨城新聞より