岡山県内に弁護士のﾌﾛﾝﾃｨｱは残されているのか？２ - 笑六法

弁護士の生存に最低限必要な弁護士1人あたりの背景人口を2万人と仮定したうえで、前記の18地域を当てはめていくと、そもそも最大でも1万人前半の町、まして村などは即時全滅しますが、中には近隣地域に手を突っ込める地域もあるかもしれませんので、とりあえず個別に検討してみます。 1 新庄村（745人、0人） 2 西粟倉村（1307人、0人） 岡山県内の2村は、純粋に人口が少なく、弁護士の生存環境としては厳しすぎるのではないかと思われます。年間売上1000万円を達成しようとすると、西粟倉村では村民1人あたり8000円弱、新庄村では村民1人当たり1.3万円強の売上を継続的に実現しなければなりません。これは･･･弁護士の通常の業態を基準にするとあまりにも過酷ではないかと思われます。周辺地域に人口が多い地域があればそれを取り込む希望があるかもしれませんが、両村の周辺も山間地域で、集落の規模に限界があります。