入院食食べた患者72人食中毒

上尾中央総合病院で「日清医療食品」が調理した食事を食べた入院患者72人が、腹痛など食中毒の症状を訴えていたことがわかり、県はこの業者を7日から3日間の営業停止処分としました。 患者は全員、快方に向かっているということです。 県食品安全課によりますと、2月1日、上尾中央総合病院で日進医療食品が調理したひじきの煮物や麻婆春雨などを食べた31歳から90歳までの入院患者、男女72人が腹痛や下痢など食中毒の症状を訴え、鴻巣保健所が検査した結果ウエルシュ菌が検出されました。 全員、症状は軽く快方に向かっているということです。 ウエルシュ菌による食中毒は、煮込み料理などを大鍋で大量に調理し、作り置きをした食品が原因となるケースが多いということです。 鴻巣保健所は「日清医療食品」に対し、営業停止の期間中、施設の消毒を指導するとともに調理者の衛生教育をすることにしています。