【日韓交流】 1300年前のコリアタウン・高麗郡「国際交流による地域活性化」

한국어 7世紀の飛鳥時代は、日本(当時は倭国)を含め東アジア地域全体が激動する時代だった。特に、当時日本にとって一番衝撃が大きかったのは、唐と新羅の連合軍により百済が660年に滅亡した事件だった。更に、中国北東部から朝鮮半島にかけて栄えていた強大な先進国の高句麗が668年に滅んでしまったのだ。 このように急変する東アジアの情勢の中、日本の朝廷は「今度は日本に攻め込んで来るかもしれない・・・」という恐怖に怯えていた。その結果、「日本を守るためには、国の内部を固め、正常な外交関係を結ぶことができる国として(唐に)見せる」ことが最優先課題となったのだ。今で言えば、国連に加盟するために独立国としての条件を満たすのと同じだ。 そのためには、先ず歴史を編纂し、日本にも独自の歴史があることを示さなければならず、その次に律令制を取り入れ、国の仕組みを整えた上で、都づくりが必要となった。そんな時、朝鮮半島か