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政治家・官僚・ジャーナリストが囚われている“古い経済思想”とは何か - 池田信夫 blog
池尾さんのインタビューがダイヤモンド・オンラインに出ている。日本経済は1980年代初頭まで、欧米の背... 池尾さんのインタビューがダイヤモンド・オンラインに出ている。日本経済は1980年代初頭まで、欧米の背中を追うキャッチアップ型であり、成長し続けた。経済社会が成熟し、長期停滞に陥って、需要喚起策が必要になるという経済構造とは無縁だったから、ケインズ政策は必要なかった。[・・・]いまだに、ケインズ政策によってひどい目にあった、という経験がわれわれにはない。 欧米は第二次オイルショック時にスタグフレーションに見舞われ、塗炭の苦しみを味わったからだ。オイルショックによってサプライサイド(供給側)に大問題が発生したのに、総需要喚起というケインズ政策で立ち向かい、不況を克服できないままハイパーインフレーションを引き起こしてしまったのだ。だから、ケインズ政策に対して、欧米には深い懐疑がある。 サプライサイド、もの作り能力が維持されている場合は、ポテンシャリテイが堅持されているのだから、政府が需要喚起
2009/04/08 リンク