【注目記事】 握りつぶされた「最悪シナリオ」 〜最悪、首都圏までもが避難が必要との試算〜 - 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜

これは完全に国家権力による「棄民政策」と断じてよいであろう。 時の政府（菅直人内閣）が「最悪のシナリオ」として、半径250キロ圏が強制移住レベルとの試算結果を得ていながら、これを握りつぶしていたことのもつ意味は極めて重大な問題であろう。 何故なら、国家権力が「最悪の場合、東日本に暮らす住民が何も知らされないまま、大量被曝しても止む無し」との判断を下していたということだからである。 即ち、東日本の人々は一度は見捨てるより他ないと判断されたということである。 皆さんは、昨年９月１日の「防災の日」に、首都圏にて「大規模地震を想定した防災訓練」と称して、幹線道路の封鎖を伴う大規模な”社会実験”を実施していたことをご存知であろうか？ これまで形式だけだったものが、急に実践的な訓練内容に様変わりし、わざわざ渋滞を発生させてまで”社会実験”が行われたことの意味をよくよく考えてみて欲しい。 この幹線道路の