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神童 : 淡々 (マンガソムリエ廃業編)
名作・・・・と言われてますが。 まあ、音楽をテーマに天才を描くって段階で映画「アマデウス」の影響は... 名作・・・・と言われてますが。 まあ、音楽をテーマに天才を描くって段階で映画「アマデウス」の影響は否定できないわけで。 あとはそれをどう料理するかってところが見所だとは思うのだけど。 どうにもこうにも天才ものにつきものであるはずの圧倒的なカタルシス・・・凡人が天才の前でひれふさずにはいられない瞬間・・・・が感じられなかったので、なんとなく物足りない一品ではありました。 なんというか、物語が、主人公そらに対して、すごく甘い。 とりまく環境がぬるいんですよ。 例えば、このマンガには悪役が出てこないわけ。 いやなやつは出てくるけど、それも結局いやなやつどまり。 そんないやなやつも、天才の演奏を聴いたらすぐに賞賛するわけ。 天才の才能に、本気で嫉妬する人間がいない。 必死で足をひっぱってくる人間がいない。 アマデウスに於けるサリエリがいないのだ。 ドラゴンボールに於けるベジータがいないのだ。 だか