経営と株価 : 外から見る日本、見られる日本人

2023年11月03日10:00 カテゴリ経営日本人論 経営と株価 経済学は単独の学問というより社会学や心理学などとの組み合わせがより重視されてきた学問です。研究者の間では「学際」という表現を使ったりするのですが、「学問の際」、つまり他の学問からの影響力が強い部分により研究のうまみがあったりするわけです。例えば金融政策は経済学のコアの部分で社会学も心理学もほとんど関係なく、学際の発想はほとんどありません。しかし、行動経済学などは経済学に心理学や社会学が混じる点において世の中の学問の進化を感じる部分でもあります。 会社が成長するにあたり、どう伸ばしていくかを考える際に、コアである自社が最も強い部分をひたすら押し出すやり方（含む水平統合）と関連分野を押さえながら最終的には垂直統合を進めていくやり方があるかと思います。 前者の例としては飲食業界で多種多様な店舗展開で事業の水平展開をするのが顕著で

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人口減の日本に於いて11月1日時点で3913社の上場会社は多すぎると思います。内需が人口減と高齢化でパイの縮小が起きているのに4000社近くが上場しているということは日本の経済自体がレッドオーシャン化している