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賞味期限の切れの知識を学ぶ日本の文系。知の最先端から完全に脱落している現実 : IT速報
日本のアカデミズムでは、文系と理系はまったく別のものとされています。 しかし欧米では60年代くらいか... 日本のアカデミズムでは、文系と理系はまったく別のものとされています。 しかし欧米では60年代くらいから自然科学による人文社会科学への侵食が始まって、学者たちのあいだで激論がたたかわされてきました。その主役は進化生物学で、分子遺伝学や脳科学、ゲーム理論などの新しい“知”を従えて、人間の本性や社会の仕組みを進化の産物として読み解こうとしたのです。 ところが日本の(文系)大学はこの嵐から隔離され、ヘーゲルの哲学、フロイトの心理学、マルクスの経済学、あるいは文学という“趣味”など、賞味期限の切れた知識を「学問」と強弁して高い学費を取ってきました。これでは「簿記を教えた方がマシ」といわれるのも当然です。 文系の大学教育の最大の恥部は、「知の最先端」から完全に脱落してしまっていることです。大学の教員は自分たちの生活がかかっているので、このことをぜったいに認めないでしょうが。 だったら、いったいなにを学
2015/12/15 リンク