敬天齋主人の日記帳 : 民間に眠る名品シリーズの3冊同時刊行（うち2冊）

2013年02月27日14:26 カテゴリ出版 民間に眠る名品シリーズの3冊同時刊行（うち2冊） 昨日、民間に眠る名品シリーズの3冊同時刊行として、まず「文徴明沈周書畫合巻」と「文徴明草書詩巻」が納品されてきましたので、ご案内いたします。 １．文徴明沈周書畫合巻 清国墨眇亭舊蔵・羅振玉題 釈文・訓読・解説：大野修作 本巻は題箋に「沈文合璧」と称する通り、明代の沈周が書いた畫と文徴明の詩書の合作という珍貴資料で、跋文を含めて七メートル近い長巻です。 題材は沈周と文徴明が支薏山を遊歩した様子を、沈周が畫と五言律詩に表し、その後50年を経て文徴明が七言律詩に詠んでいます。 しかし、沈周の畫は未完のため、清代になってから張宗蒼が雲煙を補筆し、沈周と張宗蒼の畫、それに文徴明の書という構成になっています。 巻末には、内藤湖南、羅振玉、長尾雨山など大家が跋文を記し、さらに高島屋創業一族である飯田新七旧蔵

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「文徴明沈周書画合巻」「文徴明草書詩巻」「于右任草書般若心経」