知っているようで知らない身元引受⑩ 仁義なき身元引受 : 介護徒然草

高齢者虐待防止法というものが制定されていることは、みなさんご存知でしょうか。 有料老人ホームに限らず、高齢者は、社会的には『弱者』であると捉えられます。 そういう捉え方自体が、そもそもよろしくないという議論もあるようですが、それはさておき、 実際問題として、要介護にある者は体力的に、家族や施設のスタッフより劣ることは事実ですので、 『身体的虐待』や『精神的虐待』などが起こりうるというのは、これは悲しいことですが、 事実であるといえます。 実際問題、この虐待問題として、厚労省は毎年調査を行っており、 今年のデータはここにあります。 さて、身元引受の立場としては、この『虐待』という事例はどのようなものが多いと思いますか？ 実際に当協会の事例をご紹介しましょう。 ①事例１ 当協会はある方の身元引受人になりました。 その方の利用料はその方の息子さんが支払っていました。 しかし、ある日突然利用料を支

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まさに仁義なき身元引受なのです。