フライブルクから地球環境を考える〜村上 敦のエコ・エッセイ〜 フランスが電力の輸入国に

12月22 フランスが電力の輸入国に カテゴリ:エネルギー政治 長い間、原子力発電ロビー、石炭火力発電ロビーからは次のようなキャンペーンが流されていました： 「自然エネルギーは不安定で、これを推進するといつか必ず電力危機が発生する。」 はい、電力危機は現在、フランスで観測されています。フランスとは、自然エネルギーの推進をほとんど行なってこなかった国、原子力発電の割合が８５％にも達する国です。 フランスの原子力ロビーは、世界最強とも言え、散々、脱原発路線を確定し、自然エネルギーとコージェネなどの分散型エネルギーを推進しているドイツに対して、「いつか電力が足りなくなり、隣国（フランス）から電力を恵んでもらう日が来る」と主張していました。 そのフランスで、今、電気が足りていないのです。 まずは、今年の夏に、河川からの冷却水が足りず、原発の出力を落とさざるを得ない事態が発生、そして近隣諸国から電力

[dimitrygorodok]

"河川からの冷却水が足りず、原発の出力を落とさざるを得ない事態が発生/寒波の到来で/電力蓄熱式ヒーターや電気ヒーターなど/暖房用の電力需要が急騰/ドイツからは、原発４基分の電力がフランスへと輸出されています"

[yachimon]

エコキュートがエコでないとか。マジか？はじめて知ったので、後で調べてみる。

[SasakiTakahiro]

自然エネルギーを推進するためには、天然ガスなどの小型・中型の発電施設とセットで考えなければならない。

[taraxacum_off]

フランスでは河川からの冷却水がたりなくなって、原子力発電の出力を落とさざるをえず電力不足になっている。/ 気象条件で電力が不足やすいのは自然エネルギーより、単一の発電方法に頼ることのようだ

[invictus]

2009年12月　まあこういうこともあったと。