赤の女王仮説 - サイエンスあれこれ

2010年02月18日 06:34 カテゴリサイエンス最前線〜進化 赤の女王仮説 Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 赤 の女王仮説というのは、ダーウィンの進化論における2つの概念、適応と自然選択の間の整合性を説明するために、1973年にVan Valenによって提唱された説です。すでに適応しているのなら、自然選択は働かない（それ以上進化しない）はずだし、自然選択が働いているということ は、未だに適応しきれていない（そのうち絶滅する）ということをどう説明するか。Valenは、種が絶滅する可能性は、その種がそれまで存続してきた年数 に関係なく、どの種でも等しいことを地質学的調査によって発見しました。これは、過去にどれだけうまく適応できていても、その先いつ適応しきれなくなって 絶滅するかはわからないということです。つまり、（環

[blackrook368]

『赤の女王仮説の言う（走り続ける）継続的な自然選択は、生物同士の食うか食われるかの生存競争の中にあったのではなく、まれだが突然起こる大規模な環境の変化に必死に対応してきた結果だった』

[nabeso]

というか地理的分化で急激に起きることが一般的＝ほぼ中立説を支持という話なんじゃ？？系統屋サンにコメントもらおう。

[ROYGB]

現在すでに存在している種の、これから出てくるであろう種に対する優位性はあると思う。いわゆる既得権益的なもの。

[petronius7]

そうそう、この辺も昔遺伝的プログラミングしてる時に感じた。より速く進化を起こすには稀に環境＝評価軸を変えてやると良いし、適応は徐々にではなく十世代位で一気に起こる。同じ環境だけだとなかなか進化しない。

[endo_5501]

ということは、環境の変化がゆるかったり、その生物の環境への適応度が高かったりすると、進化もゆっくりになるということか

[oguogu]

突然変異は、それこそ突然起こるという事で良いのかな。

[Erlkonig]

統計モデルからの結果。

[nybb]

その場にとどまる（適応する）ためには、全力で走り続け（自然選択され続け）なければならない

[kdaiba]

んじゃ，進化するためには全力の倍の速度で走らないといけないのね

[REV]

「赤の女王仮説の言う（走り続ける）継続的な自然選択は、生物同士の食うか食われるかの生存競争の中にあったのではなく、まれだが突然起こる大規模な環境の変化に必死に対応してきた結果」

[heis101]

「赤の女王仮説の言う（走り続ける）継続的な自然選択は、生物同士の食うか食われるかの生存競争の中にあったのではなく、まれだが突然起こる大規模な環境の変化に必死に対応してきた結果だった」