矢野利裕のEdutainment:『LA LA LAND』の愛のなさ - livedoor Blog（ブログ）

2017年03月06日 『LA LA LAND』の愛のなさ 映画『LA LA LAND』が賛否両論で、話題になっている。最初に言っておくと、僕はかなり強いダメ派だ。映画に疎いので、多く引用されている映画的な元ネタやその意味合いは把握できていないが、把握したとしても評価はあまり変わらないと思う。ミュージカルは嫌いでないので、予告を見たときにけっこう期待していて、公開されたら行こうと思っていた。あの『セッション』の監督ということは、その時点では知らなかったし、別に知ったところでどうということでもなかった。公開からほどなくして、「音楽の取り扱いかたが雑だ」という噂を聞くようになった。ふだん、ツイッターを見ないので、なんとなく漏れ伝わってくる程度。実際見たら、音楽の取り扱い、というか、誰でも言っているだろうが、ジャズの取り扱いはヤバかった。僕は全然ジャズに詳しくないけど、そんな自分としても、まるで

[hase0831]

音楽・ダンス・映像がぜんぶ「携帯キャリアのCMみたい」という印象だったので、瞬間瞬間はワッとなるけど後から振り返ったとき「ムムム？」となるのは共感できる

[tortoisetaughtus]

その通り　“物語がどう展開されようが『セッション』には揺るがない前提がある。それは、音楽はコントロール可能だ、という前提である。違うよ、と俺は思うよ。”

[otokinoki]

私は音楽に関しては知識少ないんだけど、「ラ・ラ・ランド」に関するこの批評が的確さは感じられるなぁ／とはいえ「いっちょ噛みで、物語を作る」のを排除するのは良くないのも分かるし難しいところ。

[k71360274]

長いけど読みやすかった。菊地さんの評論もこの評論も面白い。

[GiGir]

精緻なLA LA LANDに対する批判。

[bronson69]

「セブのピアノが上手いかどうか」ってあの映画にとってそんなに大事だろうか。ミアはセブのピアノの腕前に恋をしたのではないと思うのだけれど。