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藤野裕子『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代』(中公新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
9月8 藤野裕子『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代』(中公新書) 8点 カテゴリ:歴史・宗教8点 「... 9月8 藤野裕子『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代』(中公新書) 8点 カテゴリ:歴史・宗教8点 「民衆暴力」とはなかなかインパクトのあるタイトルですが、副題にあるように日本近代史における民衆の暴動、暴力を考える1冊です。 とり上げられているのは、主に新政府反対一揆、秩父事件、日比谷焼き打ち事件、関東大震災の朝鮮人虐殺の4つの事件。秩父事件のように民衆の抵抗としてポジティブに捉えられている事件もあれば、朝鮮人の虐殺のように歴史の暗部として捉えられている事件もありますが、本書は「なぜ暴力が噴出したのか?」という民衆側の論理を読み解く内容になっています。 その論理には時代性に強く規定されたものがある一方で、時代を超えた普遍的と言えるものもあります。日本近代史を読み解く上ではもちろん、幅広く暴動や暴力といったものを考える上でも非常に面白い内容を含んだ本になっています。 目次は以下の通り。序章
2020/09/09 リンク