コンパイラ・オプションの組み合わせを遺伝的アルゴリズムを用いて最適化する | 配電盤

An Evolutionary Analysis of GNU C Optimizations GNUのコンパイラには最適化のオプションがたくさんあり、どれを用いたらよいかの判断は難しい（たとえば、速度の最適化を強くするとコードが大きくなってキャッシュに入らなくなり、結局遅くなることがある）。たいていの人はいくつかのオプションをまとめて指定する-O2や-O3だけで済ませているだろう。 いくつかのアプリケーションを対象に、それらをコンパイルするときのオプションの組み合わせを遺伝的アルゴリズムを用いて最適化（擁護が紛らわしいが）した結果が発表された。 問題依存の要素が大きいようだが、たいていの場合-O3よりもよい結果が得られている。-ftraceは一般的によく働くかもしれないというわかりやすい指針も得られている。 アプリケーションによっては評価のために耐えられる時間（5分？）の振舞いと数時間た