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バロックな消費とパンクな浪費 CUT 1993.06 Book Review - H. Yamagata
バロックな消費とパンクな浪費 (『CUT』1993 年 6 月) 山形浩生 「疾走のメトロポリス」は、タイトル... バロックな消費とパンクな浪費 (『CUT』1993 年 6 月) 山形浩生 「疾走のメトロポリス」は、タイトルから想像されるような、一時の表層の都市の意匠を礼賛する書物ではない。バブルっぽい消費を無批判に肯定する明るい書物でもない。むしろ都市を形成してきた盲目的な熱狂と、それがゆがみ、使い捨てられる過程を描いた、暗さとよどみに満ちた書物だ。それを救っているのは、永瀬唯の威勢のいい文体だけである。また、「近代の裏」を扱う書物にありがちなお手軽オカルティズムとも本書は無縁だ。 そして現代日本人の多くは、この本に自分の姿を見つけて冷や汗を流すだろう。 その昔、渋谷陽一を DJ に擁する国家 FM ラジオ放送で育ったぼく(と妹)にとって、ポップな感覚はすばらしいもので、商業ロックは唾棄すべきもので、両者は相容れないものだった。もう十年も前のことだ。 もちろん、こんな昔のことを知る人は少ないだろう。
2011/12/25 リンク