「帰化」について - パラム、ドル、ヨジャ〜済州島に多いものみっつ〜

わたしの兄は、何年か前に「帰化」をしました。 大学を出て就職をして、しばらくしてからのことでした。もともと「在日」であることに、それほどこだわりを持った人ではなかったのですが、大学に入ったばかりの頃、とある同胞サークルに入ったことがありました。わたしは、まさか兄がそんな「在日」サークルに入るような人だとは、思ってもいなかったので、それを聞いたときは、とても驚いたものでした。そして、この人にも「在日」意識というか「民族」意識というか「政治」意識みたいなもんがあんねんなあ、と意外にも感心してしまったのでした。というのも、わが家では、オリンピックとか何かのスポーツの世界大会のようなものがあるとき、必ず、日本を応援するか韓国を応援するかで、家族内国家間紛争が勃発していたからでした。兄は、ふだんテレビなどで応援している、自分の好きなチームで活躍している日本の選手を応援したいようで、日本を応援してい

[lotus3000]

自分たちの社会が帰化にふさわしいかどうかを問うエントリー。

[sadamasato]

帰化をするということは、帰化へと動かす差別を肯定してしまうかもしれないという話。帰化しないですむ「生まれながらの日本人」は、帰化へと駆り立てる不安と、このエントリの帰化することへの懸念に向き合うべき。

[mujige]

帰化は差別する側になること、という言葉は厳しいが論理的に正しい。日本人は朝鮮人に対して差別者なのだから。帰化は「個人的解決」の道ではあるが、それを朝鮮人に「選ばせている」のは実は日本の側なのだ。

[API]

帰化しなければ差別されるというのはアメリカだろうがヨーロッパだろうが普通にある。その国の人であるかどうかで信用度が違ってくるからね。あと反日教育やってるかぎり朝鮮人は日本では信用されにくいだろね。

[hummer_and_anvil]

要約：日本が在日を差別する以上、「日本人と結婚するな」というお父さんが理念的に正しく、帰化したお兄さんが理念的に間違ってる。

[marupin]

差別は駄目だが、どうしてそこまで日本に残ることに拘るのだろう？北朝鮮と韓国の紛争が終わったら永住権はなくなる予定らしいのに

[trinh]

「不安」や「かもしれません」がいつの間にやら「現実」になってるんだけど。誰かを説得するために書いたのではないだろうけど、この主張が広く共感を呼ぶとは考えにくい。

[tmsigmund]

「アプリオリな帰化者（＝日本人）」であるわたし（たち）に、この文章は潜在的に訴えます。「アプリオリな帰化者」は「アポステリオリな帰化者」よりもいっそう差別主義者であり、それを克服する義務があるのだと。