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読むべき時 - 読書で日暮らし
本牧での用事を済ませ、緑のマックでチキン南蛮バーガーを食べたあとで「ブ」に寄ってみた。数ヵ月ぶり... 本牧での用事を済ませ、緑のマックでチキン南蛮バーガーを食べたあとで「ブ」に寄ってみた。数ヵ月ぶりなので大きな収穫を期待していたが、まるで刈りとられた後のよう。 思えば、いつもT駅の「ブ」で釣果があるのは、何も特別なお店だからなのではなくて、足繁く顔を出しているからなのだ。やはり、マメに通っている人にはかなわない。 ただ、本牧まで来て坊主はどうかと思いつつ棚を眺め直していると、一冊の本が目にとまった。寡黙なる巨人作者: 多田富雄出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/07/26メディア: 単行本Amazon.co.jpで詳細を見る 「考える人」2009年秋号に、本年度の小林秀雄賞が発表されていた。その選評の欄とは別のページで、養老孟司さんがこの本について語った言葉が心に刻まれていたのである。 昨年の小林秀雄賞は多田富雄の『寡黙なる巨人』に与えられた。同賞の選考委員の橋本治が述べてい
2009/10/12 リンク