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長谷川潾二郎「猫」について - 読書で日暮らし
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長谷川潾二郎「猫」について - 読書で日暮らし
平塚市美術館で開催中の「長谷川潾二郎展」に行ってみた。洲之内徹が『絵の中の散歩』で取り上げた「猫... 平塚市美術館で開催中の「長谷川潾二郎展」に行ってみた。洲之内徹が『絵の中の散歩』で取り上げた「猫」の、片側しか描かれていない髭の謎を解くためである。油絵が全部で124点という、長谷川潾二郎の画業を一望できる機会でもあった。 画の題材は、土、道、門、塀、花、草、木、壺、果物などの見慣れたものばかり。ただ、それだけであった。なんの衒いもない。が、どの画からも、何ともいいようのないシュールな雰囲気を感じた。たとえばダリのように蟻や杖などを描き入れているわけでもないのに。不思議な体験だった。 長谷川潾二郎は、画の対象を見ながらでなければ描かなかったという。それは徹底したもので、ある春の日に描き出した新緑の森の風景が完成を見なければ、翌年の春の日まで待ってその画に手を入れるという念の入れようである。「猫」の場合も例外ではない。洲之内徹は、長谷川潾二郎の「猫」の購入を申し入れたときのことを『絵の中