ボランティア団体の代表だった父から聞いた某運輸会社に寄付を募りにいった時に聞いた企業としての素晴らしい考え方と回答 - ハックルベリーに会いに行く

ぼくの父はJVC（日本国際ボランティアセンター）という、第三世界をサポートするボランティア団体の代表を長らく務めていて、タイやカンボジアやエチオピアなどによく行ってボランティア活動に従事していた。その中で、日本の企業を回って寄付を募る営業活動もずっとしていたらしいのだけれど、そこでとても印象に残る出来事があったのだという。それは某運輸会社に行った時のことだった。父のいつもの言い方で、「日本の企業は社会貢献をちっともしていない。欧米諸国では、寄付という形でそれをするのがある種の社会常識にもなっているのに、なぜ日本の企業ではそれができないのか。日本の企業も、金儲けばかりに走らないで、寄付をすることで社会貢献されてはいかがでしょうか？」といったような趣旨の提案をしたらしいのだ。ところが、そこで返ってきた答が、非常に印象的だったのだという。細かい文言までは覚えていないそうなのだが、その某運輸会社の

[uk-ar]

ところが、そこで返ってきた答が、非常に印象的だったのだという。細かい文言までは覚えていないそうなのだが、その某運輸会社の担当者は、社会貢献を説く父に向かって、こう言ったのだという。 「我々は、お客様を

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自分の父親を晒し者にしてまで宣伝したいことがテメーの講演かよ…

[kouchi203]

私はブコメすることで既に社会貢献を果たしています。

[tororo-imo]

こういうことを知らなくてもTV屋はできる、というかTV屋にはこういう思想が存在しない、ということを表している好例。こんな程度の事、「社会常識」だろうに。やっぱ「バカ」だろ、id:aureliano。

[tinsep19]

某運輸会社の担当者が言った「業務そのものが社会貢献になっている」という考え方はもちろん、それを父に向かって胸を張って答えられたこと

[hsksyusk]

トップがこういう意識なら、社会貢献にならない仕事はしない、すばらしい企業だと思う。そこで生んだ利益の一部を、資金を外部に頼らざるを得ない社会貢献活動に寄付してくれれば、一分の隙もない企業の出来上がり。

[nekoluna]

むしろそんな意識を持っていない人が居ることのほうに驚いた。

[tennteke]

欧米追随思考の持ち主が日本的発想に足元を掬われた一例。欧米はチップのように労働の対価を客が決めるが、日本は正札商売。値切りに比べたら増額は少ない。このケースの寄付はゼロ対価への支払い。

[nisshi_jp]

某運輸会社なんかはその上でスワンベーカリーとかやっているわけで。。／個人の働きがい・企業の存在意義的な文脈では重要な視点だと思うけれど、CSRとかメセナとかの文脈にそのまま持ってくとなんか変な話になる気が

[kaionji]

ネズミ男も不動産屋に働いていたときに社会貢献といってたな

[API]

営利活動を社会貢献というなら日本の企業は全て社会貢献をしてるな。てかこれはただ単に寄付をしたくない言い訳でしょ。

[IskwNT]

社会貢献という言葉の意味。何に対する対価なのか。それが、必ず貧困に向くから素晴らしいなんて話じゃない。立派なものは立派なんだと恥じる必要は無い。これは、ちょっとした社会貢献という責任論の盲点かも。

[itarumurayama]

なにをいまさら。ＣＳＲに不熱心な企業の言い訳の常套句じゃん。

[kenjiro_n]

正しくもあるが引っかかるものも感じる。言外に「自分の属する世間以外には貢献するつもりはありません」と言っているように聞こえるからかも。

[tittea]

親の子

[pukada]

そういや学生のとき、就職活動で「御社の社会貢献活動は？」って聞いたら同じように企業活動自体が社会貢献だって言ってた

[sakuragaoka]

これは大切にしたい視点。

[pycol]

新入社員研修でそのものズバリの事やった。いわゆる大企業はみんなそういう話を一番最初に社長あたりから聞かされる気がする。じゃないと何のために働くの？ってなる

[BigHopeClasic]

講演するのはいいけど、それ広報担当者の勉強会とかでキリッって言ったらクスクス笑いされるから気をつけてね。広報にとっては常識だから。/こと鉄道に関して言えば定時運転実現のコストは寄附に優ると思う。

[quatroshe]

　「国家社会の為に尽して、金が御父さん位儲かるなら、僕も尽しても好い」 （夏目漱石『それから』）

[hiro360]

『我々は、お客様を安全に目的地にお運びすることで、すでに社会貢献を果たしている』