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哲学時代の「遺伝子」 - 蝉コロン
蒼井優が「こ、これがパンジェンシー...!」と言っていたので思い出した。18世紀:遺伝(形質の次世代へ... 蒼井優が「こ、これがパンジェンシー...!」と言っていたので思い出した。18世紀:遺伝(形質の次世代への伝達)には何か粒子的なものが関わっているみたいな概念が提唱される1865年:メンデルの法則発表。形質伝達物質をElementと呼ぶ。みんな無視する。1868年:ダーウィン、パンジェネシスPangenesis説を提唱。これは、動植物の体中の細胞から自己増殖する謎粒子(ジェミュールgemmuleと名付けた)を想定する。それが生殖細胞に流れ込み、子へと形質が伝わるという主張である。獲得形質を説明するには個体の体の情報が生殖細胞に集まらないと理屈にあわないので、こういう考えができたのだけれど、もちろん現在では認められていない。1875年:フランシス・ゴルトンがPangenesis説を否定。ウサギの輸血実験。ロップイヤーウサギに別の種類のウサギの血を入れてもロップイヤーしか生まれないので、体の情報
2011/12/29 リンク