「夕凪の街桜の国」どくりょう - カード払いか、現金か

家に転がってたのをいまごろ読みました。で、みなさんと同じく、第１話の放射能で少しずつ人体が破壊されていく際の描写にキャー、とショックを受けました。 これまでの原爆描写は、「サムライミ系」（グロ描写が激しすぎて笑いか見せ物とスレスレなやつ。「はだしのゲン」みたいな）か、「ハリウッドアクション系」（原爆を「破壊力がすごい兵器」としかあつかってないやつ。数メートル先で原爆が爆発してるのにみんなピンピンしてる「トータルフィアーズ」とか）が目立っていたように思いますが、ついにマンガでここまで、と。 もっとも、こんな真摯な作品にもエクスプロイテーションの要素はまざっていて、この作者さんの場合は「絵柄」がそれに当たりますかね。このホノボノとした画風で原爆ネタをやるのは、例えば「サウスパーク映画版」やら海外の「ディズニー系エロサイト」（http://www.drawn-sex.com/）の裏返しになって