エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
下部構造の無い、脳内革命の本。 - マウスパッドの上の戦争。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
下部構造の無い、脳内革命の本。 - マウスパッドの上の戦争。
佐々木中「切りとれ、あの祈る手を 〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話」読了。少し長いが、書評を書... 佐々木中「切りとれ、あの祈る手を 〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話」読了。少し長いが、書評を書く。 正直、残念な本だ。この本と著者の主張は近年に無い熱いものだったし、読書という姿勢そのものの起源と革新性を問い直し、背筋を正すようなものだけに、ますます残念だ。この本と著者が主張する革命には下部構造が、無い。土台が、無い。まず、この著者はこれだけ、「書くこと」「読むこと」の意義と意味を繰り返し歴史の中から掘り起こし、その新しさを読者に再認識させようとするのだが、にも関わらず、あとがきに到ってはっきりとするのは、どうやら彼はこの本を「書いて」いないということだ。あとがきを読まなくてもわかる人にはわかるのだが、この本は「語り下し」だ。著者がカフェか会議室かで編集者(正確にはICレコーダー)相手に語ったもので、おそらく、彼は自分自身で一言も言葉を文字にしていないだろう。では誰が「書いた」のか?