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大辞林 特別ページ 日本語の世界5 日本語の音
音の単位としては平仮名や片仮名の表す「音節」という単位がまずあげられる。 そうした音節はそれよりも... 音の単位としては平仮名や片仮名の表す「音節」という単位がまずあげられる。 そうした音節はそれよりもさらに小さな単位に分けることが可能である。 例えばタをゆっくり発音すると、[t]と[a]とに分けられる。 次にトをゆっくり発音すると、[t]と[o]とに分けられる。 この前の部分は前掲のものと同じであり、これに対して後の部分は異なる。 このような[t][a][o]などの一つ一つを単音という。 単音を表す場合、普通「国際音声字母(International Phonetic Alphabet' 略してIPAという)」に基づき、 [ ]でくくって表す。単音は普通「子音」と「母音」とに区別される。 母音は、英国の音声学者ダニエル=ジョーンズの設定した基本母音に基づき、 舌の位置と口の開きによって記述される。 まず舌の位置によって次のように二大別される。 舌の前の部分が硬口蓋に向かって高く盛り上がる[
2016/05/02 リンク