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警視庁流出資料に見る、ムスリムと日本社会
10月30日以降、警視庁の国際テロ情報のネット流出が発覚し、大騒ぎになっています。本紙でも、流出した... 10月30日以降、警視庁の国際テロ情報のネット流出が発覚し、大騒ぎになっています。本紙でも、流出したものと思われる114個のファイルを入手しました。個人情報や捜査・警備情報等が多く含まれていますが、その中にひとつ、日本社会とムスリムの関係について考えさせられるリポートが含まれていました。 ネット上では、11月4日夜現在でも、流出したものと思われる114個のファイルが入手可能な状態です。ファイルの内容は主にイスラム系のテロリスト(として警視庁がマークしている)人物や、それに関わりがある(と警視庁が考えている)人物・団体に関する情報や、警視庁側の捜査方針・態勢に関する情報です。 こうしたものが流出すること自体が問題であることは、すでに多くのメディアや一般市民が語っているところなので、敢えて繰り返しません。本紙では、この資料の中から、宗教テロと社会との相関性について考えさせられる1本のリポートに