人類の歴史とは、ホモセクシャルの歴史である『【図説】ホモセクシャルの世界史』

読書の魅力は、「世界がそれまでと違って見える」である。世界が変わったのではなく、新しい目を得たのだ。いま見えている世界が唯一絶対だと思いたいなら、本は要らない。 なかでも「スゴ本」は、読前読後で自分をアップデートするものだ。それまでの常識や固定観念を破壊するだけでなく、意識すらしていなかった部分を認識の明るみに引きずり出してくれる。本書は、わたしの中の飼い慣らされた部分を引きずり出してくれたという意味でスゴい（ただし、これをどう扱うかはわたしの問題である）。単にホモをいっぱい集めた本だと思い、興味本位で手を出したら、返り討ちに遭ったようなもの。自分がどんだけステレオタイプでホモを見てきたかを思い知った。 本書は、古今東西における男どうしの性愛をまとめたものである。豊富な図版と大量の文献を元に、その美学、愛、官能、技法、因縁、そして運命を、微に入り細を穿ち、精力的に渉猟してゆく。大まかな時系

[TakayukiN627]

たとえばプラトン。あの哲人がそうだったのは知っていたが、「プラトニック・ラブ」とは精神的な愛であるというのは平俗化された意味だというのは知らなかった。元は男性同士の気高い情愛関係を示していたという

[shino-katsuragi]

ヘテロも、深くて多彩で、面白いとは思いますが。ってか、人間が。

[dgwingtong]

ここにも男性中心の視線があり、男だけを褒め称える。キリスト教が正常位だけの妊娠の為の性交しか認めず快楽の性交を禁止したのだから純粋に快楽だけのホモを認める訳がない

[qt_fb]

この人前から扇動的な言葉遣いをするなぁと思ってたが "ホモセクシャルは、ヘテロよりも、深くて多彩で、面白い。" とか性的指向に優劣つけてて最低の倫理観だと思いました。

[narumamayasuko]

人類の歴史とは、ホモセクシャルの歴史である『【図説】ホモセクシャルの世界史』:わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる - Pressoからシェア

[magamin]

“古今東西における男どうしの性愛をまとめたもの”

[roki_a]

ぜんぶホモセクシャルと略さず書いた方が、罵倒としてのホモという言葉と誤解されなくていいのでは……。それかホモって書いたこと全部ゲイに置き換えるとか。