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植民地期台湾の映画 発見されたプロパガンダ・フィルムの研究 書評|三澤 真美恵(東京大学出版会)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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植民地期台湾の映画 発見されたプロパガンダ・フィルムの研究 書評|三澤 真美恵(東京大学出版会)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
2003年、台南で映画研究をしている大学教授のもとに、骨董蒐集家の友人から、嘉義の町で日本統治時... 2003年、台南で映画研究をしている大学教授のもとに、骨董蒐集家の友人から、嘉義の町で日本統治時代の映画が大量に発見され、買い手を探しているという連絡が来る。ただちに駆け付けてみると、町医者の駐車場に50箱ほどの箱が積み上げられている。中身は缶に入ったフィルムと脚本だ。映写機もある。実はいくつかの博物館やテレビ局にも声をかけたのだが、誰も昔のフィルムについて知識がないので、価値を判断できなかったという。 もちろん教授の勤務校にも潤沢な予算があるわけではない。だがフィルムはそのまま放置しておくと、どんどん劣化していくだろう。彼はたくさんの申請書と企画書を書いて、あちらこちらに送るが、梨のつぶてだ。そのうち持ち主は、日本人が買いたがっているといってくる。もはや猶予は許されない。そのとき救いの神が現れる。国立台湾歴史博物館が、すべてを史料として引き取りたいといってきた。教授は勤務校のスタッフを動