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思考の消化器官
“この瘤だが、大昔は、砂漠を生きるラクダが頼る水の袋だと言い伝えられたことがある。確かに一理あるが... “この瘤だが、大昔は、砂漠を生きるラクダが頼る水の袋だと言い伝えられたことがある。確かに一理あるが、水を五十キロ背中に積んでも大して旅はできないだろう。何しろラクダはあまり労働をさせなければ、十ヵ月は水を飲まずに生きていられるという驚くべき能力を持ち合わせているのだ。しかも、直射日光を受ける砂漠の地表は、摂氏五十度以上を記録するというあまりにも過酷な環境なのである。 今日、生理学者の研究から、脂肪の塊がラクダの生命を酷暑の砂漠で支えている理由を知ることができる。瘤の脂肪は、体内での、酸素を用いた代謝の材料とされる。そのときに生じるのが、生きるためのエネルギーと水と二酸化炭素だ。脂肪で蓄えておきさえすれば、それを小出しに消費して呼吸を行えば、生きるために必要なエネルギーが取れることになる。エネルギーは、高校で教わるATPという分子に封印されて身体の各所で使うことが可能だ。そして反応の結果、無
2015/04/01 リンク