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はじめに
古典語の過去助動詞の研究は、中世・近世にまで遡り、近代以降も古典語研究の柱の一つとして、それを中心... 古典語の過去助動詞の研究は、中世・近世にまで遡り、近代以降も古典語研究の柱の一つとして、それを中心に議論された文献だけでも三〇〇点に近く、それに触れた記述にいたっては数えることもできない。そのような中で、古典語の過去助動詞の研究の歴史が纏められたのは一度や二度ではない。容易に、小林(一九三五・六)、鈴木(泰)(一九八四・一二)、福島(一九八七・一〇)、加藤(一九九七・三)などを挙げることができる。そのうち、最も時期の早い小林(一九三五・六)は、近世以前の研究がどのように近代の研究に流れ込んできたかを論ずることが中心で、まだ近現代の所説が出揃う以前のものなので措いておきたい。それからほぼ半世紀後に現われ始める後の三つの研究史は、ある共通点を持っている。すなわち、いずれもそれぞれの研究者の拠って立つ理論の立場から、自説に至る必然性を研究史に辿る、正当性を主張する根拠とする、といった点で思いの外