「2010年の自動車向け半導体市場は16％成長」、英調査会社が予測 | EE Times Japan

市場調査会社である英Semicast Research社によると、2010年の自動車向け半導体の世界市場は、16％成長する見込みだという。年間売上高はおよそ184億米ドルに達する見込みだ。これにより、2009年の落ち込み分を埋め合わせることになる。同社は、2009年通年の自動車向け半導体市場は、2年連続で縮小し17％減になると予測している。年間売上高はおよそ158億米ドルになると見ている。 2009年は、年間売上高の落ち込みが過去に例を見ないほど激しかったという。2001年に半導体市場全体がおよそ35％縮小したときに、わずかに売上高が落ち込んだという例外はあるが、2008年までは自動車向け半導体市場は大きな成長を続けていた。2007年の売上高は過去最高となり、約200億米ドルを記録した。しかし、2008年と2009年は市場が縮小し、現在の水準は最高時と比べるとおよそ20％減になっている。

[sugi2009]

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