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赤外線リモコンの通信フォーマット
赤外線リモコンは、900nm帯の赤外線をキャリアとして利用した無線制御システムで、家電製品には当たり前... 赤外線リモコンは、900nm帯の赤外線をキャリアとして利用した無線制御システムで、家電製品には当たり前のように使われています。よく利用される通信フォーマットには主に、NEC/家製協/SONYフォーマットがあり、これら3種類で日本国内の殆どの家電をカバーします。なお、赤外線データ通信規格のIrDAでは使用するキャリアの波長(800nm帯)はリモコンとは異なっています。 最近は多くの家電製品が海外製となっていて、海外規格の通信フォーマットを採用する製品も増えているようです。それらについては、こちらの解説[en]🔗を参考にすると良いでしょう。 NECフォーマット 最初に規格化されたフォーマットで、日本電気(現ルネサスエレクトロニクス)がリモコン送信機用ICを広く供給していたこともあり、現在最も多くのシェアを占めています。 キャリア: 赤外線(λp = 950nm) サブキャリア: fsc =