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批評の練習帳 太陽のない批評
八月の初め、父が死んだ。 七八年前に東京を引き払って、長野県に移住し、妹に面倒を見てもらっていた。... 八月の初め、父が死んだ。 七八年前に東京を引き払って、長野県に移住し、妹に面倒を見てもらっていた。九十歳だったが、毎年「あと十年生きる」と言っていて、今年の正月にも聞いたので、こんなに早くとは思わなかった。 知らせが入ったのは、ちょうど宮崎駿の新作『君たちはどう生きるか』をレイトショーで見ていた時だった。終り近くで妹からのラインのメッセージに気づき、取るものも取りあえずそのまま深夜車を飛ばして長野県に向かった。 『君たちはどう生きるか』の主人公眞人は、東京で母を失い田舎に疎開して同級生たちからいじめられるが、たぶん同年配の父も、東京を焼け出されて疎開した富山で厭な目に遭ったと聞いたことがある。もっとも眞人のようなお屋敷に住んでいたわけではないし母を失ったわけでもなく、富山で異世界体験もしなかっただろう。戦後きれいな格好で東京に戻ったわけでもない。戦時中に軍需工場を営んでいた眞人の父親(亡妻