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坂のある非風景 むきだしの匿名性
真の自分というのは、打ち砕かれた理想の先にある、もしかすると耐え難いものだった。そこから逃げてき... 真の自分というのは、打ち砕かれた理想の先にある、もしかすると耐え難いものだった。そこから逃げてきたものたち、斉藤環がどこかで、引きこもりを「プライドは高いが自信はない」という状態だと語っているが、自信を放棄してプライドだけを選んだものたちがここに登場する。 彼らが興じる「自分探し」は、結局、自分を探さないですますための方便にすぎず、そこで探しているのは、どこまでも自分の理想像(こうなりたいと思うような自分のイメージ、他人からこう見られたいと思う自分のイメージ)でしかない。それは恋人探しと同じだ。理想の相手が欲しいのではない。相手によって反射され、媒介されて生成する、理想的な自分自身を求めているだけだった。それが匿名世界の「自分探し」である。 その、理想的な自分自身への固執を、プライドと呼んでみたい。だから、ネット世界に、偽名で、贋の人格で登場する私とは何ものなのか。プライドによって守られ、