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朝日新聞グローブ (GLOBE)|The Author―著者の窓辺
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[第23回] 恥ずべき歴史でも過去と正面から向き合う 『半分のぼった黄色い太陽』 Half of a Yellow Sun ... [第23回] 恥ずべき歴史でも過去と正面から向き合う 『半分のぼった黄色い太陽』 Half of a Yellow Sun 『アメリカにいる、きみ』 Collected Stories チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ Chimamanda Ngozi Adichie 作家 ビアフラ戦争。1967年、ナイジェリア東部のイボ族が独立を宣言し、政府軍との間で3年間続いた内戦は100万人以上の死者を出した。皮と骨だけにやせ細りお腹だけが膨らんだビアフラの子供の写真が世界を駆けめぐり、飢餓と虐殺の戦争の悲惨さを伝えた。しかし、『半分のぼった黄色い太陽』は戦争を描きながらも、苦く甘いラブストーリーとなっている。 ――生まれる10年前に始まった祖国の戦争を書くという、とても重い責任を負いましたね。 私は、文学という大きな家の中で、わずかな場所を与えられているに過ぎませんが、それはとても幸福なことだと