高齢者犯罪が過去最多＝9年前の3．5倍−犯罪白書（時事通信） - Yahoo!ニュース

森英介法相は7日午前の閣議に、2008年版「犯罪白書」を報告した。今回は「高齢犯罪者の実態と処遇」を特集した。それによると、65歳以上の高齢者による、07年の交通人身事故を除く一般刑法犯検挙数は4万8605人で、65歳以上について統計を取り始めた1986年以降最多となった。 高齢者の一般刑法犯検挙数は、98年は1万3739人。07年は9年前に比べて3．5倍と大幅に増えた。男性は3万3255人、女性は1万5350人。犯罪の内訳は万引きが53％を占め、遺失物横領が22％だった。 【関連ニュース】 ・ 面倒、多忙、警察嫌い…＝得にくい国民の捜査協力−警察白書 ・ 科学技術、さらに活用＝ＤＮＡや微物の鑑定−警察白書 ・ ０７年度自殺白書を決定 ・ 中国の国防費、２０年連続２ケタ増＝軍事力の近代化に警戒感−防衛白書 ・ 出身理事「３分の１以下」を達成＝０８年度公益法人白書