＜オタマジャクシ＞「空から」はウミネコの仕業？ 元高校生物教諭が仮説（毎日新聞） - Yahoo!ニュース

昨夏から今夏にかけ本州各地でオタマジャクシや小魚が空から降って来た「怪現象」の多くについて、美里町の元高校生物教諭、河野真人さん（６１）がカモメ科のウミネコの仕業ではないかとする仮説を立てた。公立学校の理科助手を対象に１１月に開催予定の県教委の研修会で講師を務める際、話題として紹介する運びだ。 オタマジャクシなどが降ってきた現象は昨年と今年の６月から９月にかけ、石川県はじめ広島、静岡県など各地で報じられた。オタマジャクシなどが民家の庭、車の上などに散らばっていた点が共通する。つむじ風説、野鳥説、いたずら説から“宇宙人説”まで飛び出した。 河野さんは野鳥説の中でもアオサギやコサギではなく、ウミネコの行動を観察し、「ウミネコ説」を主張。女川や松島方面で営巣するウミネコが近年、数十〜数百羽の単位で海辺から２０キロ以上も内陸の自宅近くの水田に飛来し餌をあさるようになったのを発見したからだ。