自動操縦「オン」で操縦かん重く？地上異常接近 （読売新聞） - Yahoo!ニュース

６月４日に北海道の奥尻空港付近で北海道エアシステム（ＨＡＣ）のプロペラ機が地上に異常接近した重大インシデントで、機長が着陸を断念して手動操縦で上昇しようとした際に、数秒間だけ自動操縦装置のスイッチが「オン」になっていたことが２日、同社への取材で分かった。 運輸安全委員会や同社は、自動操縦に切り替わり操縦かんが重くなったことで操作が遅れ、地上に異常接近した可能性があるとみて調べている。 同社によると、機長は視界不良で奥尻空港への着陸を取りやめる「着陸復行」をする際、自動操縦装置のスイッチを切り手動で上昇しようとした。いったん高度１８０メートルから１９０メートルに上昇したが、再び降下し地上３０メートルまで接近した。同社が飛行記録装置（フライトレコーダー）の記録を分析したところ、異常接近前の数秒間、操縦席にある自動操縦装置のスイッチが「オン」になっていたという。 手動操縦に比べて自動操縦時

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自動操縦「オン」で操縦かん重く？地上異常接近