英政府、「血の日曜日」犠牲者遺族に補償金支払い （CNN.co.jp） - Yahoo!ニュース

ベルファスト（CNN） 英政府は22日、1972年に北アイルランドのロンドンデリーで起きた「血の日曜日」事件の犠牲者遺族に補償金を支払うと発表した。同事件では北アイルランドのカトリック系市民のデモ隊に英軍兵士が発砲、14人が死亡した。 英政府はその後38年間にわたって事件を正当化する主張を続けてきた。しかし、独立調査委員会は昨年、これを覆す報告書を発表。キャメロン英首相は「（事件は）不当で弁解できない」と指摘した。 報告書によれば、14人を殺害した英落下傘部隊にとってデモ隊が大きな脅威になっていたと信ずべき理由がないほか、兵士たちは警告もなく発砲し、事件直後の捜査でも偽証を行ったという。 犠牲者遺族の弁護士からキャメロン首相に対してはこれまでに、補償を求める書簡が送られていた。一方で、補償よりも事件を起こした兵士たちの刑事訴追を求める遺族もいる。 【関連記事】 イラン大統領演説に

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