＜ＣＯＰ１７＞中国、将来の削減義務受け入れを示唆 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

【ダーバン（南アフリカ）江口一】京都議定書後の新しい地球温暖化対策の枠組み（ポスト京都）を話し合う国連気候変動枠組み条約第１７回締約国会議（ＣＯＰ１７）で、中国政府は３日、「法的枠組みの議論を除外しない。交渉次第だ」と表明し、将来の温室効果ガスの排出削減義務受け入れを示唆した。中国はこれまで削減義務を強硬に拒んできた。日米欧は、ポスト京都に中国など主要排出国の参加が不可欠としている。中国の態度軟化は交渉を前進させる可能性があるが、議定書延長を否定する日本に揺さぶりをかける狙いもあるとみられる。 毎日新聞など国内外の一部メディアの取材に、中国政府の交渉団副団長の蘇偉氏が明らかにした。 欧州連合（ＥＵ）は、１２年末で先進国の削減義務期間が終わる議定書を延長する代わりに、２０年までの新枠組み発効に向けた交渉日程を提案。米国も２０年以降、中国などの参加を条件に、新しい法的枠組み受け入れを表明し

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＜ＣＯＰ１７＞中国、将来の削減義務受け入れを示唆