金正日総書記死去：県内在日社会にも衝撃、静観と悲観が交錯/神奈川 （カナロコ） - Yahoo!ニュース

北朝鮮の最高指導者・金正日総書記の死去は、県内の在日社会にも衝撃を与えた。「成り行きを見守るしかない」「南北統一が遠ざからないか」。情報収集に追われた関係者は言葉少なで、「日朝関係が悪化しないか」と憂える在日２世も。「近くて遠い国」の動向を、「近くて近い国」を望む人々も注視している。 多くの在日コリアンが住む川崎市川崎区の桜本地区。市ふれあい館前館長で社会福祉法人理事長のペェチュンドさんは、「在日の中に大きな動揺はない。成り行きを見守る」と話す。ただ「一般民衆が犠牲になる権力闘争が起きなければいいが」と懸念した。 同地区の女性（70）は「とにかく驚いた。今後どうなるのか」と言葉少な。「知人と会えば、この話ばかり」という別の女性（38）は「若い後継者に国内をまとめられるのだろうか。統一が遠ざからないか」と不安を口にした。 「日朝両国の関係改善をうたった平壌宣言の当事者の死去で、冷え切っ

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金正日総書記死去：県内在日社会にも衝撃、静観と悲観が交錯/神奈川