法定手続き経ず担保設定＝ファンドへの融資隠す―オリンパス （時事通信） - Yahoo!ニュース

オリンパスの粉飾決算事件で、前副社長森久志容疑者（54）らが、含み損を抱えた金融商品を買い取らせるため、海外ファンドに資金を融資するための担保設定を、取締役会に報告していなかったことが17日、分かった。商法（現会社法）では、企業の高額資産を担保設定する際には、取締役会での決議が必要とされていた。 東京地検特捜部と警視庁捜査2課は、損失隠しの発覚を恐れた森容疑者らが、法律上必要な手続きを経ずに融資を実行したとみている。 【関連記事】 〔用語解説〕「オリンパス」 融資銀行にも責任=オリンパスの損失隠しで元社長 株取得額、3年で400倍=1株5万円から2千万円に 前知事の支払い、10分の1に減額=佐賀商工共済関連訴訟 「損失隠し理解し署名」=第三者委調査に不満も

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法定手続き経ず担保設定＝ファンドへの融資隠す―オリンパス