核燃料メーカー検査、原子力安全・保安院「保安活動は良好」/横須賀 （カナロコ） - Yahoo!ニュース

原子力安全・保安院は17日、原子炉等規制法に基づいて核燃料メーカー、グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン（横須賀市）に対して実施した２０１１年度の検査を原子力安全委員会に報告した。 ２０１０年12月に起きた核燃料焼結炉の温度調節トラブル時に発見された保安規定違反の再発防止策を重点的に確認。改善処置が行動計画に沿っており、手順書の順守も継続的に実施されているなどとして、総合評価で「保安活動は良好」とした。 同社の薦野彰執行役員は「検査と指導を受けながら改善を続ける。有効性の評価を繰り返し、安全文化を醸成する」としている。 東京電力福島第１原発事故を受けた国内原発の稼働停止により、同社の生産工程は、契約分の製造を終えて今月から休止されているが、搬出されない核燃料物質の貯蔵量が事業所内で膨らんでいる。 検査では、容器などの管理状況について「保安規定の順守状況は良好」と判断した。

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核燃料メーカー検査、原子力安全・保安院「保安活動は良好」/横須賀