次期政権の対話路線に期待＝イラン穏健派勝利を歓迎―米 （時事通信） - Yahoo!ニュース

【ワシントン時事】オバマ米政権は、イラン大統領選で保守穏健派のロウハニ師が勝利したことを受け、次期政権が核開発問題やシリア内戦などで対話路線に転じることへの期待を高めている。カーニー大統領報道官は15日、「イラン政府に直接関与する用意がある」と表明し、対話の姿勢を強調した。 報道官は声明で、「イラン国民の決定を尊重し、彼らの政治参加に祝意を表する」と述べ、大統領選の結果を歓迎。ケリー国務長官も声明で、表現や集会の自由が制限された環境で投票所に足を運んだ「イラン国民の勇気を称賛する」と評価した。 オバマ政権がロウハニ師の対話路線に期待を寄せる背景には、核開発をめぐる交渉の停滞と合わせて、混迷するシリア内戦がある。同国のアサド政権は現在、イランとレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの支援を受けて反転攻勢に出ており、米国が目指す内戦の政治解決は困難な情勢になりつつある。 一方で米政

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