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Yahoo!ニュース - 「次」見通し立たず=はやぶさ2 (時事通信)
小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケットは無事に打ち上がり、6年間約52億キロに及ぶ大航海に乗り... 小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケットは無事に打ち上がり、6年間約52億キロに及ぶ大航海に乗り出した。新たな挑戦は始まったばかりだが、はやぶさ2の「次」の探査機の見通しは立っておらず、初代が切り開いた日本の貴重な強みが失われる瀬戸際に立たされている。 中国やインドなど宇宙開発に参加する国が増える中、月や小惑星などの将来の資源利用をめぐり、新たな秩序形成の議論が進むことが予想される。一方で、国際協力による宇宙探査が計画されるなど、宇宙開発は「競争と協力」の時代に入った。小惑星探査のように日本が得意分野で技術的優位を保つことは、秩序形成の議論においても国際的な発言力の維持につながる。 しかし、改定が進む国の宇宙基本計画では、安全保障と産業振興が前面に打ち出され、宇宙探査や科学分野の地位低下が懸念されている。目先の需要確保も当然重要だが、先進的技術に挑戦する機会があまりに失われれば
2014/12/03 リンク