４０億の財産切り崩し給与など支払いへ…日本相撲協会：相撲：スポーツ：スポーツ報知

４０億の財産切り崩し給与など支払いへ…日本相撲協会 春場所は中止となったが親方、力士ら全協会員への給与、さらには稽古場経費などの諸手当を支払うことを決めた日本相撲協会。春場所と今年計画していた全巡業の中止で約２０億円の収入が消え、諸手当を工面する財源が必要になるが、放駒理事長は「今、持っている協会の財産から切り崩す」と１０日、明かした。 協会広報部によると、協会には給与を支給するための約４０億円の預金がある。今回は、この預金を崩して支払う方針で６０億とも７０億円ともいわれる協会の剰余金を崩す形式ではないという。ただ、本場所と巡業の中止で当初、予定していた収入が消滅。当たり前だが給与のために蓄えた４０億円の預金はマイナスになる。今後も場所の中止が続けば、さらなる切り崩しは避けられず、本場所の中止で協会の懐事情も土俵際に立たされる。 ◆現時点で給与辞退者ゼロ 放駒理事長はこの日、八百長を告白し