コバルトーレ女川、１部昇格へ再始動…東北社会人リーグ：サッカー：東北：スポーツ報知

コバルトーレ女川、１部昇格へ再始動…東北社会人リーグ 自衛隊が昨年１２月まで駐留していたグラウンドで、練習に励むイレブン 東北社会人サッカーリーグ２部のコバルトーレ女川（宮城）の選手たちが、女川町を元気づけることを誓った。１月に入り練習を再開している。昨年は東日本大震災の影響によりリーグ戦参戦を断念。甚大な津波被害を受けた町のためにも、まずはＪＦＬへの道が開ける１部昇格を目指す。 午後６時３０分。昨年１２月まで自衛隊が復興支援の拠点にしていた女川町内のグラウンドに、仕事を終えた選手が１人ずつ集まる。周りを見渡すと、野球場をつぶして作った仮設住宅、待機する消防車。ＭＦ滝沢陽介（２５）は「またここでサッカーができてうれしいけど、不思議な感じ」と、話す。 ３月１１日、地震が起きたときは、ほとんどの選手が仕事中だった。全員無事だったが、寮と道具は流出。何より町は壊滅状態で、サッカーどころではなかっ

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「全員無事だったが、寮と道具は流出。何より町は壊滅状態で、サッカーどころではなかった。休止を決め、就業しながら女川で活動再開を待つ者、ほかの土地でサッカーを続ける者に分かれた。」