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日本株の下落は企業業績のピークアウトによる(企業魅力の減退)
今日の日経「大機小機」コラムで癸亥子が書いていることをメモ。日本株の下落はそれなりの理由があると... 今日の日経「大機小機」コラムで癸亥子が書いていることをメモ。日本株の下落はそれなりの理由があるという。 要旨: 日本株の下落は企業業績のピークアウトに大きな要因がある。 資産効率が悪い。資産あたりの売上高がほとんど伸びていない。配当を抑制し利益の内部留保をすすめているがその効果が出ていない。 売上に対する総付加価値額(人件費、営業利益、減価償却)の割合が、この十年間低下を続けている。魅力ある製品が供給できていないからだ。 資産の効率が悪く総付加価値率が低下しているのに今まで増益を記録できたのは労働分配率が低下したからだ。バブル崩壊以降の人員整理と賃金カットと、高賃金の団塊世代が退職しその穴を低賃金の若手で埋めたといういう、いわば偶然の産物。 そのような増益は長続きしない。すでに製造業では減価償却の負担が重くなってきている。非製造業では人件費負担が上昇している。企業業績はピークアウトを迎えた
2008/03/13 リンク