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長いスランプのなかで『革命前夜』を書き出した時に「あ、これはいけるかも」と――須賀しのぶ(2)|作家と90分|瀧井 朝世|本の話WEB
須賀しのぶ 上智大学文学部卒。「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞しデビュー。以来ライ... 須賀しのぶ 上智大学文学部卒。「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞しデビュー。以来ライトノベルを中心に活躍。2010年『神の棘』が各種ミステリーランキングで上位にランクイン、大藪春彦賞の候補になるなど、高く評価される。2013年『芙蓉千里』でセンスオブジェンダー賞大賞を受賞。近著に『ゲームセットにはまだ早い』『紺碧の果てを見よ』があるほか、今年3月に上梓した『革命前夜』は冷戦下のドイツを舞台に日本人音楽家の成長を描いた歴史エンターテインメントで、高い評価を得ている。7月には『神の棘』の文庫が発売。 ――最初に小説を書こうと思ったのはいつでしょうか。 須賀 投稿する直前ですから大学の3年だったと思います。ちょうどゼミ発表を控えていて、その準備が嫌になってきて、何か勉強と関係ない文章を書きたくなったんです。それで突然SFのようなものを書いたんですよね。たまたま雑誌の『ニュートン』を
2015/09/15 リンク