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『 法 苑 珠 林 』 感 応 縁 訳 注 稿
『法苑珠林』(以下、『珠林』と略記)100巻は、三蔵の故実を100篇668部に分類して解説した一大仏教類書... 『法苑珠林』(以下、『珠林』と略記)100巻は、三蔵の故実を100篇668部に分類して解説した一大仏教類書である。南北朝から隋唐に至る中国仏教文化の集大成ともいえる内容で、もはや散佚して原典をみることの叶わない多くの経論逸文を大量に保存する、極めて貴重な典籍である *1。各篇は、編目の大意を述べた述意部、諸経論より該当部分を引用して解説した引証部、そして例証となる霊験譚を集めた感応縁からなるが、この感応縁こそ同書の最大の特徴といえる。その典拠は、仏教のみならず、儒教や道教に関係する文献、史書・緯書・小説の類にまで及び、『太平広記』に先行する六朝古小説の宝庫としても大きな価値を持つ *2。 【成立の背景】 南北朝から隋唐にかけての4〜7世紀という時代は、中国仏教、ひいてはそれを原型とする東アジア仏教の基本的形式が整備された時期であるといっても過言ではない。しかし、それに至るプロセスは、三武一
2012/09/24 リンク